爪が分厚くなるのは爪白癬のせいだけではなかった!?
足や手の爪が段々と分厚くなってきたんだけど、これって爪水虫?と思っている方は多いのではないでしょうか?
水虫薬を塗ってるんだけど症状が良くならないという方、かゆみは無いんだけど....と思われている方、それ爪白癬じゃない可能性がありますよ。
厚硬爪甲(こうこうそうこう)という症状
爪が徐々に分厚くなる状態に、厚硬爪甲という症状があります。
これは病気や水虫のような感染症とは違っていて、老化により代謝が悪くなることで引き起こされる症状です。
爪白癬と症状が似ていますので、間違える方もいます。
病気ではないのですが、爪が肥厚することで、靴や靴下が履きずらかったり、歩きづらかったりと、生活に何らかの支障をきたしている場合がありますので、気になる方は皮膚科を受診されることをお勧めします。
その他には、爪が薄くなってミルフィーユ状に裂けたり、爪の中央がへこんでスプーン状になるさじ状爪になることがありますが、これらは栄養不足や貧血が原因となっている場合もありますし、マニキュアなどの化学物質に長時間晒されることが原因となることもあります。
爪は病気じゃなくても分厚くなることがあります
爪は皮膚の一部として、人間の体を防御する働きがあります。
手の爪より足の爪の方が分厚いのは、足の爪の方が踏まれるなどの被害を受けやすいからです。
守る必要のある部分の爪は、より厚くなるので、特に病気という訳ではなくても、ぶつける可能性の高い小指の爪なんかは、分厚くなる傾向にあります。
また、女性はハイヒールや先の狭まった靴を履く機会が多いので、爪が変形することも多いですね。
このような要因で、爪は状況に応じて変形することがあるのです。
爪の正しい切り方
爪は炎症などのリスクがあるので、切りすぎないようにしてください。
また爪の長さは、指先から2mmくらい残すくらいが丁度いいです。
そしてラウンド型に切るより、爪の量サイドを残すスクエア型に切る方が、巻き爪などになりにくくなりますので、お勧めです。
爪を切りすぎず、スクエア型に切ることで雑菌などの侵入を防ぐことができますので、爪カンジダや爪白癬などの細菌感染からも、身を守ることができます。
まとめ
爪は日常生活において、とても大切な役割を果たしていますので、爪を健康に保つことはとても大切になります。
昔から爪は健康のバロメーターと言われますが、マニキュアやジェルネイルなどで、爪に負担を掛けすぎないで、時には休息を与えてあげることで、爪の健康をキープしてはいかがでしょうか。