足が臭い人は水虫になりやすい!その理由と予防法
足の臭い、気にしたことありますか?靴下を脱いだ時、靴を履く時、裸足でくつろいでいる時…など、さまざまな場面で「もしかして臭い!?」と思う瞬間があるかもしれません。小まめに足を洗ったり、靴下を変えたりしても改善されない時は、どうしていいのか分からなくなりますよね?
実は足の嫌な臭いは、汗、垢、細菌を原因としてニオイを発生させているのです。女性の場合、足が臭いのは屈辱にも感じるでしょう。臭いの元となっている原因を改善すれば、ニオイに悩まされる事もなくなるはずです。
足の臭いの原因は水虫ではありません!
よく足の臭いの原因は水虫だと言う人がいますが、それは間違いです。水虫の元となる白癬菌に臭いはありません。
では何が足の臭いの原因なのでしょうか?
それは、人間の皮膚に存在している常在菌が、汗や垢をエサとして繁殖することで、あの嫌な臭いを発していたのです。
皮膚常在菌には善玉菌と悪玉菌がいて、汗を養分として活動しています。通常であれば善玉菌と悪玉菌はバランスを保っているので、悪玉菌が活動しにくい環境があるのですが、生活習慣が乱れたり、過度に殺菌することで、皮膚常在菌のバランスが崩れて悪玉菌が増殖し、ニオイを発しやすくなります。
- 一日中靴を履きっぱなし
- 通気性の悪いストッキングやブーツをずっと履いている
- 同じ靴を毎日履いている
このような生活習慣がある方は、足が臭くなりがちです。
これは水虫になりやすい条件とも一致しているので、水虫の人は足が臭いと勘違いされる理由なのです。
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間違った臭いケアをしていませんか?
1、とにかく防臭だけしている
防臭は一時的な効果しかありません。臭いの元となる悪玉菌が残っているので、すぐに臭いを発するようになります。
2、殺菌だけしている
過度な殺菌は善玉菌まで殺菌してしまいバランスが崩れます。逆に悪玉菌が増える原因にもなります。
3、汗を抑えすぎている
善玉菌にとっても汗は養分となるので、汗を抑えすぎることで善玉菌の活動も抑えられてしまいます。
4、角質が溜まっている
古い角質は剥がれて雑菌のエサになります。すると悪玉菌が繁殖して臭いを発します。
臭いの根本的な解決には防臭・制汗・殺菌・角質ケアをバランス良く行うことがポイントになります。
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水虫治療やケアも必要です
上記の通り、足の臭いやすい人は水虫にもなりやすく、その逆も然りです。
水虫の中でも特に厄介なのは爪水虫です。爪が白く濁っていたり、カサついている場合、痒くなくても爪水虫を疑った方が良いでしょう。
ケアの方法としては清潔に保つことが大前提となります。小まめに足を洗ったり、靴下を変えたり、定期的に靴の殺菌・除菌をするなども効果的です。しかし清潔に保ったとしても一度発症してしまった爪水虫は自然治癒することはないので、薬で治療しなくてはいけません。
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