市販薬と合わせることでより効果的に水虫を治す方法
水虫経験者の方の中には、「水虫は治らない!」とか「市販薬で水虫を治すのは無理」などと言われる方が多いですね。
しかしこのように言っている方は、薬の選び方や使い方が間違っているために、再発を繰り返しているケースが多いからなんだと思います。
水虫治療には自分の症状にあった薬を使うことがとても大切なんですが、同時進行で行うと、もっと効率的に水虫を治すことができる方法があるので、ご紹介します。
冷水や氷水
冷水や氷水に足を浸して水虫が治ったという話は良く聞きますが、これは本当なのでしょうか?
確かに白癬菌は低温に弱いのですが、冷水や氷水に足を浸すだけで水虫が治ることはありません。
足を低温状態にすることで、一時的に白癬菌の活動が止まっているだけなんです。
ですが、この活動休止状態の時に市販薬を塗ることで、効率的に白癬菌を撃退できる可能性はあります。
冷水や氷水に、指の感覚がなくなるまで足を浸し、乾燥させてから薬を塗るという方法は、痒みも抑えられますし、効果は高いと思います。
ニンニク
ニンニクの持つアリシンは殺菌作用、抗菌作用、解毒作用、消炎鎮痛効果がありますので、これを水虫治療に使います。
やり方は、
- ニンニク数片をすりおろして洗面器に入れ、そこに水を入れます
- 足を浸し10~15分くらいそのままでいます
- ニンニクを洗い流してから石鹸でよく洗います
- よく乾燥させてから薬を塗ります
*幹部がヒリヒリすることがありますが、1~2分で痛みは感じなくなります。それ以上続くようでしたら、洗い流した方が良いでしょう。
緑茶
緑茶に含まれるカテキンには白癬菌を退治する効果があると言われていますので、緑茶をしみ込ませたガーゼを患部に巻いたり、緑茶の葉を患部に付けておくことで、殺菌効果が期待できます。
重曹
重曹はナトリウムと炭酸水素から作られていますので、殺菌効果はないのですが、タンパク質を分解する効果があります。
重曹を溶かしたぬるま湯に暫く足を浸しておくことで、皮膚の古くなった角質を分解できますので、そのあとに薬を塗れば、薬の効果をより高めることができます。
まとめ
これらの民間療法と、市販薬を組み合わせることで、より効果的に水虫を治すことが可能となりますので、是非試してみてください。
薬を塗る前に、患部をよく乾燥させることが肝ですよ!