人に見られるのが恥ずかしい爪水虫は初期のうちに塗り薬で治そう
もともと水虫だった方や、最近病気や妊娠などで体の免疫力が低下している方で、以下のような症状が出てきた方は、いませんか?
- 最近足の爪の先が白く濁っているのを発見した
- しかも爪が少し厚みを増している
- もともと足水虫を患っていて爪にも症状が出てきた
- ヤスリで削らないと爪にストッキングが引っかかってしまうようになった
もし、このような症状が足の爪に出始めたのなら、足の爪が白癬菌に感染することで引き起こされる、【爪水虫】にかかっている可能性があります。
爪水虫を放っておくと大変なことになります
爪水虫は、白癬菌が爪の中や下に入り込んでいる状態ですから、症状が進行すると塗り薬だけでは治すのが困難になってきます。
また、今は爪の先が少しだけ白く濁っている程度かもしれませんが、進行すると爪全体に症状が広がり、爪の肥厚、白濁、さらには下の写真のように茶褐色になってくることもあります。
(出典:たかはし皮膚科クリニック様)
私の場合は両足の親指以外、すべての爪が上の写真のようになりました(2000年の初め頃)。
こうなると辛いのは、
- 人に見られるのが恥ずかしい
- サンダルを履けない
- 裸足になる海やプールに行けない
- 恋人に隠すのが大変
などなど、上げればきりがないくらいです。爪を見られないように、爪水虫であることがバレないように気を遣う生活です。やりたいことを我慢して生きなければなりません。
今では飲み薬を使えば、70~80%の治癒率で爪水虫を治すことができるようになりましたが、それでも、治療は大変だし、副作用のリスクもあります。
恥ずかしい思をしたり、我慢する人生を送らなければいけなくなる前に、初期のうちに塗り薬で治してしまってください。
爪水虫の治療に飲み薬を使いたくない方や、使えない方は多い
爪水虫の治療に使われる飲み薬については、その使用法により、毛嫌いされる方も多いです。2種類の飲み薬の使用法を簡単に説明すると、
- ラミシール・・・1日1回毎日服用。治療期間はキレイな爪に生え変わるまで4ヵ月~1年。
- イトリゾール・・・1日2回の服用を1週間連続で行い、その後3週間休薬するのを1クールとして、これを3クール繰り返す、パルス治療。治療期間は約3ヵ月。
飲み薬が嫌な理由
- 飲み薬は毒だという思いが強く、毎日の服用に抵抗がある
- 肝機能障害の副作用が怖い
- 医療費の自己負担分は3割負担の方で3~4万円と高額
- 定期的な血液検査が必要
飲み薬を使ってはいけない方
- 肝臓に病気がある方
- 妊娠の可能性がある方、妊婦さん、授乳中の方
- 併用注意の薬をすでに使っている方
- 過去に肝機能障害の副作用が出た方
まとめ
爪水虫は症状が進行すると、とても治すのが困難で、時間が掛かります。また塗り薬で治すには、さらに時間もかかり、根気を要するため、途中で治療を止めてしまう方も多いのが現状です。
そして何より、人に見られるのが恥ずかしいです。人生そのものが暗くなってしまいます。
しかし、まだ初期の段階であれば、爪水虫の治療に特化した商品もありますので、治すことが可能です。
私が患った2000年初頭とは違い、爪水虫のために開発されたジェルも発売されています。重症化する前に、治してしまうことを強くお勧めします。