妊婦さんや授乳中の方が水虫に感染したときの対処法
妊婦さんは感染症にかかりやすい?
妊娠すると、体の免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなるんですよ。
妊婦さんが、インフルエンザにかかりやすくなったり、普通の風邪が長引いたりというお話はよく聞きます。
ですから、妊娠中は病気には特に注意が必要なんですね。
妊婦さんが水虫に!|感染しやすいのはどこ?
水虫にかかりやすくなるのも例外ではありません。
では妊婦さんが特に水虫菌をもらいやすい場所はどこでしょうか?
様々考えられますが、例えば病院へはよく行くでしょうから、スリッパからの感染は考えられますし、温泉旅行に行けば、バスマットやスリッパは危険ですね。
このように不特定多数の人が使ったり、裸足になったりする場所は感染しやすいです。
また、ご家族に水虫の人がいる場合は、家庭内での感染に気をつけてください。特にタオル、スリッパ、バスマットを共有することは、最も感染リスクが高まりますので、水虫の方とは分けて使われることをお勧めします。
妊婦さんが水虫になったときの治し方
初期の水虫であれば、病院で処方される塗り薬が一番いいのですが、市販の水虫薬でも十分完治させることは可能だと思います。
薬の上手な使い方は、
- まずは入浴して、足を石鹸でよく洗います
- お風呂から出たら、タオルで水分をよくふき取ります
- しっかり乾燥させます
- 薬は症状の出ているところだけではなく、その周りも広めに塗ってください
- 普段から足が蒸れないように気を付けてください
通常の足水虫であれば、この方法で2か月も治療すれば、完治させることができるはずです。
しかしもし爪水虫にまで進行してしまうと、治療はもっと大変になりますし、妊婦さんの場合、爪水虫治療に通常使われる飲み薬が使えませんので、お医者さんとよく相談の上、治療方法を決めるのがいいと思いますが、ネットで購入できる爪水虫治療に特化した商品もありますので、気になる方はコチラを参考にしてみてください。
妊娠期間中に水虫治療が終わらなかったら?
水虫はできれば、出産前に治しておきたいところなのですが、治療期間が長引く場合もあります。その場合、赤ちゃんに水虫をうつしてしまうことが考えられるので、注意してください。
水虫が治らないまま出産した場合でも、出産後に水虫治療はしっかり継続してください。
赤ちゃんに水虫をうつさないようにするためには、
- 毎日しっかり沐浴させて、赤ちゃんを清潔に保つ
- 赤ちゃんとタオルなどを共有しない
- 床や布団の掃除はこまめに行う
- お母さんの素足が赤ちゃんに触れないようにする
基本的に、白癬菌が付着しても、24時間以内にしっかり洗い流せば、水虫を発症する可能性は小さいですので、毎日きれいに赤ちゃんの体を洗ってあげれば、大丈夫です。