妊婦さんは水虫にかかりやすい?予防法は?
妊娠中は免疫力が低下しているので、病気にかかりやすい状態にあるんですよ。
でも妊婦さんが病気になっても、お腹の赤ちゃんへの影響を考えると、服用できる薬は限られてしまいますので、妊婦さんはできるだけ病気にならないように、普段から予防を心がける必要があるんですね。
妊活中・妊娠中・授乳中の方の水虫予防
妊活中・妊娠中・授乳中の方は特に水虫に気を付けてください。
一旦水虫にかかると完治するまでに半年とか1年とか、とにかく長い時間が必要になってしまいます。
そうなると生まれてくる赤ちゃんにうつしてしまう可能性が大きくなってしまいます。
自分のせいで赤ちゃんが水虫になるなんて....
考えただけでも申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね....
ですから、例えばプールやジムなど、不特定多数の人が裸足になることがある公共施設には行かないほうかいいです。
そして足はいつも清潔に保つことと、靴を長時間履いたままにせず、蒸れない状態でいることを心がけてください。
それだけで十分な予防になりますので。
もし水虫になってしまったら
妊活中・妊娠中・授乳中の方が万が一水虫になってしまったら、すぐ皮膚科に行って専門医を受診してください。
市販の塗り薬でも治療はできるんですけど、特に妊婦さんや授乳中の方は赤ちゃんにうつさないように、短期間で治す必要がありますし、副作用の心配もありますから、自己判断での市販薬の使用は危険です。
また間違った薬を使って、水虫がなかなか治らなかったりすれば、爪に白癬菌が入り込んで爪水虫になってしまうかもしれません。
爪水虫は最も完治しにくい水虫と言われていて、飲み薬で治すのが一般的なのですが、妊娠中や授乳中では、赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまいますので使えませんよ。
爪水虫になってしまう前に
妊活中・妊娠中・授乳中の方の爪水虫は、飲み薬が使えない分、治療の幅がかなり狭くなってしまいます。
そうなる前に、しっかり水虫予防しましょうね。
そしてすでに水虫だという方であれば、すぐ皮膚科を受診してください。
病院に行くのが恥ずかしいということは、本当によく分かるんですけど、赤ちゃんのためにもお願いしますね。